住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 粘土瓦とは、粘土を使って焼いた瓦のことをいいます。
 粘土瓦は、和型の日本瓦として多く用いられています。粘土瓦は、焼成方法によって種類があり、表面に釉薬が塗られた釉薬瓦、塩焼瓦があります。また釉が塗られていないものは素地瓦といいます。
 なお、日本瓦とは、洋瓦に対して呼ぶ和瓦のことをいいます。日本古来の瓦は、粘土を900〜1200℃で焼成、成形します。高温で焼成するために、吸水率が低く、寒冷地にも適する瓦ができます。たとえば、石州瓦や銀色の美しい高級燻しの淡路瓦、三州瓦などがあります。また、製法によって陶器瓦(釉薬瓦)や燻し瓦(黒瓦)、塩焼き瓦(赤瓦)、無釉薬瓦を造ることができます。
 さらに、屋根瓦は、形状によって平瓦、熨斗(のし)瓦、桟瓦、唐草瓦などのさまざまな産地があります。
 なお、三州瓦も粘土瓦で、愛知県西三河地方で生産された瓦のことをいいます。生産量が多く、釉薬瓦やいぶし瓦、無釉瓦、塩焼瓦も作られています。最近の製造メーカーでは、平板瓦をつくるようになり、ハウスメーカーなどを中心に三州陶器平板瓦が使われるようになっています。
 瓦とは、上代、中国から伝えられた建材で、古くから寺院などに使われていることから日本の伝統的な文化ともなっています。特に平瓦と丸瓦を交互に使った伝統的な本瓦葺きや、桟瓦を使った桟瓦葺きは、日本の家屋の屋根に多く見られるものです。
 瓦は、陶器製のものが多く、スタイルや産地などにより千種類以上あり、最近では、セメントやスレートなどで作られた瓦もあります。ただし、瓦は、台風などの風雨に対して、効果がありますが、重量があるため、木造住宅などでは構造的に負荷が高くなるという心配もあります。
 最近発生する地震による被害では、瓦葺屋根の建物の倒壊がよく見られます。そのため、近年、築年数が経つ瓦葺屋根の木造住宅の耐震化がすすめられています。


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