住まい・住宅関連の用語集

　無添加リフォームとは、天然自然素材を使用したり、化学物質などを使わないで加工した材料を使うリフォームのことをいいます。
　無添加リフォームは、紙、土、石、木などの天然素材を内装に使ったりします。天然素材を住宅建材として使うと、健康的で心地よい空間づくりができます。また、これらの化学物質を使っていない建材は、地球環境に優しいエコロジー建材とされています。
　なお、化学物質の使用は、さまざまな問題を持っていたことから、近年、有害な物質を含む建材に対するホルムアルデヒド対策などが行なわれています。
　ホルムアルデヒド対策とは、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因となるホルムアルデヒドの含有量の低い建材を使用することを義務付けたことをいいます。ホルムアルデヒドは、多くの建材に使用され、無色で水に溶けやすく刺激臭があります。合板や内装材、家具、防腐剤、殺菌剤など、住宅建材において多用されてきました。
　しかし、2003年の建築基準法の改正でシックハウス対策が強化され、ホルムアルデヒドに関する等級や性能について表示が義務付けられるようになっています。ホルムアルデヒドは、0.05〜0.08ppmで臭いを感じますので、厚生労働省は室内濃度については0.08ppmと定めています。
　また、JASとJISに共通の基準値を設け、国土交通省は、一定の建材などに表示を義務付けています。