ハッチウォールとは、キッチンとダイニングの境につくられたハッチ付きの食器棚のことをいいます。
ハッチとは、サービス用の開口部のことで、ダイニング(食堂)と、キッチン(台所)が一室となったダイニングキッチンに設けられています。
ダイニングキッチンとは、DKと略称され、戦後の公的住宅で開発された狭い室内空間の有効利用する機能分化住宅「DKスタイル」が原型となっています。DKスタイルの登場は食寝分離が実現した生活スタイルを定着させたものです。
なお、ダイニングキッチンは、ダイニングキッチンに使用できるだけの広さと機能が必要だとされていますが、具体的な広さについての規定はありません。そこで、DKについては、一般的に6畳〜9畳をDK、10畳以上をLDKと区別しています。また、8畳以上のリビングについては、LDと表記する場合があります。