住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 ベッドルームとは、寝室のことをいいます。ベッドルームのことを主寝室といい、主に夫婦の使用する部屋のことをいいます。
 主寝室とするベッドルームの場合、子供の寝室とは区別しています。子供室は、特に正式な定義はありませんが、一般的に子どものための個室のことをいい、子供が使うための寝室兼勉強部屋のことをいいます。また子供部屋については、主寝室以外の部屋、副寝室として考える場合もあるようです。間取り図や平面図では、子供部屋または居室と表示されます。
 また、ベッドルームは、最も広い洋室を主寝室とすることが多く、マスターベッドルームとも呼ばれることもあります。主寝室では、夫婦用ベッド、化粧台やチェスト、ナイトテーブルなどを置くために7〜8畳以上の広さが必要とされています。
 なお、ベッドルームは、一定の環境を満たしている必要があります。建築基準法(建築基準法第2条4号)には、居住、執務、作業、集会、娯楽などの目的として、継続的に使用する室について定義を行なっています。居室について、法令で規定する天井高、採光、換気の条件を満たしていることを条件としています。建築基準法には、体的な採光面積の計算方法、換気面積の計算方法の算定による採光や通風等の要件を規定しています。住宅の居室について、その床面積の1/7以上の面積の採光上有効な窓が必要であると規定しています。
 人が中に入って歩き回ることができる程度の大きさでも、建築基準法の要件を満たしていないものは居室とは認められず、納戸として扱われます。


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