BT別とは、バスルームとトイレが別の間取りになっているものをいいます。
BT別とは、Bがバスルームで、Tはトイレを意味しています。バス・トイレ別では、トイレとバスが別々のため、バスを使うときに、トイレが濡れたりすることはありません。また、入浴後にトイレ部分の濡れた床などを拭いたりする必要もありません。そして、一人暮らし用の1Kや1DKなどの小さな間取りでは、ユニットバスと一緒になっているものが多くあります。
これらはアパートやワンルームマンションなどに多く見られます。また、バスとトイレが一緒のものでは、トイレがあるため、入浴の際は非常に狭く感じます。
スペースが十分でないものが多く、体を洗うときは、ビニールカーテンなどで仕切り、浴槽で行なわなくてはならないなどの制約があります。
これに対して、バスとトイレが別々であるものでは、このような手間や面倒なことはなくなります。さらに、トイレ・バスが別々であることは、使いやすいだけでなく、清掃や衛生面においてもメリットがあります。入浴においてもストレスを感じず、広々とした湯船につかることができることから、特に若い女性などで人気となっています。
なお、ワンルーム以上の広さを持つ部屋や、空間に余裕のある建物では、トイレとバスが別々なことが多くなります。