フォーマルリビングとは、客間として使うリビングのことをいいます。
リビングの間取りには、客間としてのフォーマルリビングと、家族だんらんスペースとしてのファミリーリビングがあり、ともにLDKという間取りでは表現できない間取りとなっています。ファミリーリビングとは、別に設けたものをフォーマルリビングといいます。欧米では、家族専用のリビングのほかに、お客向けのリビングが容易されています。
なお、リビングとは、居間のような家族の生活の中心となるスペースのことで、家族のコミュニケーションの場として、またくつろぎの空間として居室の中で最も重視されています。そのため、家族だけが使用できるリビングの必要性は増えています。そのことから分離されたものです。
リビングについて、建築基準法では、居住、執務、作業、集会、娯楽、その他これらに類する目的のため、継続的に使用する室を居室と定義しています。また居室は、法令で規定する天井高、採光、換気を満たしていることを条件としています。