住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 有効面積とは、特定の目的をもとに、実際に有効となる面積のことをいいます。
 有効面積には、例えば、建築基準法において規定されている採光面積や、賃貸できる面積部分のことを呼ぶ場合があります。採光面積の場合、採光に必要な窓の広さのことを有効採光面積といいます。有効採光率は、有効採光面積÷部屋の床面積で表されます。
 また、建築基準法では、住宅の居室について、その床面積の1/7以上の面積の採光上有効な窓が必要であると規定しています。居室とは、日常家族が多く居る部屋、居間、茶の間、居住、娯楽などのために使用する部屋のことです。建築基準法第2条4号では、居住、執務、作業、集会、娯楽、その他これらに類する目的のために継続的して使用する室を居室と定義しています。居室は、法令で規定する天井高、採光、換気の条件を満たしていることを条件としています。
 つまり、居間とは、建築基準法に規定されている具体的な採光面積の計算方法、換気面積の計算方法の算定による採光や通風等の要件を満たした室のことをさしていいます。居室とは、有効採光率の条件を満たしたリビング・ダイニングや子供部屋、寝室、居間、茶の間などということになります。そこで、トイレ、浴室、洗面室、玄関などは居室に含ません。また人が中に入って歩き回ることができる大きさの部屋でも、建築基準法の採光要件を満たしていないものは、居室とは認められなくなり、納戸として扱われます。


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