住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 LGS造とは、軽量鉄骨を使った構造の建物のことをいいます。
 LGS造は、厚さ6ミリ未満の鋼板を加工した鉄骨を用いてつくった建物のことで、LGS造は、薄くて軽い軽量鉄骨で梁や柱を利用した工法の建物のことをいいます。
 なお、軽量鉄骨は、熱に弱いため、外壁には熱に強い軽量気泡コンクリートなどが使われています。軽量鉄骨構造とも呼ばれ、プレハブ工法でよく使われる工法とされています。軽量鉄骨の形は、溝形、リップ溝形、Z形、山形などがあります。
 軽量鉄骨は、主に住宅や小規模な倉庫、工場などの鉄骨造の建築物に使われています。特に鉄骨系プレハブ住宅では、軽量鉄骨造が多く使われています。また、軽量鉄骨構造では、水平方向の外力に対抗するために、ブレースで柱と梁を対角線につなぎます。
 なお、軽量鉄骨のほか、重量鉄骨があります。重量鉄骨とは、厚さ6ミリメートル以上の構造用鋼材のことをいいます。鉄骨には、形鋼(かたこう)や鋼管があり、形鋼には、H形鋼、I形鋼、溝形鋼、山形鋼などがあります。また、鋼管には、円筒形と角形があります。重量鉄骨を使った建築物は、軽量鉄骨よりも強度があります。


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