住まい・住宅関連の用語集

　アルバート住宅とは、2階建て4戸の住宅のことをいいます。
　アルバート住宅は、1851年のロンドン博覧会において提案された住宅のことで、労働者階級を対象としたモデル住宅のことをいいます。日本でも高度成長期や、産業関連の居住地において多く建設されていた住戸です。
　アルバート住宅は、小規模な低層の集合住宅です。建物の構造としては、鉄筋コンクリートや鉄骨造、コンクリートブロック造のものが上げられますが、圧縮力に強いコンクリートと、引張力に強い鉄筋のそれぞれの利点を生かした鉄筋コンクリートが、よく使われています。鉄筋コンクリートを主要構造部の柱や梁などに用いた建物は、鉄筋コンクリート造といいます。鉄筋コンクリート構造による建物は、耐久性や耐震性、耐火錆などに優れています。