尺貫法とは、長さや重さについての単位の一つのことをいいます。
尺貫法は、長さの単位のことを尺、重さの単位のことを貫と表す単位のことをいいます。また、計量法の成立で、尺貫法は法定計量単位から除かれ、メートル法との整合性を保つために、1尺=33/10メートル、1貫=15/4キログラムと統一されています。また、日本の一般的住宅は、3尺(910ミリメートル)の単位を、モデュールの基本としています。
これは「尺モデュール」と呼ばれ、田舎間と呼ばれる関東間のサイズが基本になっています。
家を建てるとき、日本では、3尺(約90センチメートル)を基本として設計することが多くあります。このように日本では、畳サイズをモデュールの基本としています。畳には種類があるため、そのサイズが変わると、モデュール寸法もわずかに変わることがあります。最近では、1メートルを基本単位として採用することが増えています。
しかし、木造建築の場合、規格化されている材木のサイズを考慮しなくてはなりません。