住まい・住宅関連の用語集

　長屋とは、複数の住戸が、共有の境界壁によって連続し、1棟の連続した住宅として構成されたものをいいます。
　長屋は、隣家と壁を共用して連続するため、連棟建てとも呼ばれています。長屋、連続建ての住宅は、郊外型の低層集合住宅として多く見られます。低層の長屋形式の集合住宅では、マンションと同じく管理組合が結成されて、管理運営や共有部分の維持管理などが行わる場合もあります。
　そこで、長屋住宅では、土地を有効に活用することができることから、一区分所有者あたりの土地費用負担を抑制できます。また、共有土地が確保できることにより、コミュニティに必要な様々な共有施設について設置することができます。
　ただし、長屋住宅では、一戸建て住宅に比べて経済的ですが、壁を共有するため、隣の音が響きやすいという難点もあります。