弱震とは、家屋のドアや障子が揺れて、電灯が大きく揺れる程度の地震のことをいいます。
弱震とは、8.0〜25ガルの揺れのことで、震度3の地震のことを指していいます。震度3においても据え置き家具などによっては、食器棚やタンスなどの収納物が飛び出すことがあります。
そこで、飛び出しを防ぐために、耐震ラッチを設置することがあります。耐震ラッチとは、地震などの揺れによって収納の扉が開かないようにするための金具のことをいい、耐震ラッチは、ある一定の震度以上になると自動的にストッパーがかかるタイプと、扉を開けたいときにストッパーを外すようになっている常時ロックタイプがあります。
耐震ラッチは、地震によって耐震ラッチが揺れを感知したとき、扉をロックします。主に耐震ラッチは、食器が落下して割れ安い場所にある収納扉や食器戸棚、キッチンの吊り戸棚などの高いとこるにある扉に設置します。地震に対しては、建物の耐震化以外にも、耐震ラッチなどのような金具を用いて、室内の安全性を高めることが必要になっています。