ユニバーサルデザイン住宅とは、誰もが安心で安全、快適に生活できる住宅を設計し、建設することをいいます。
ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、能力、障害、言語、文化などの区別なく、誰もが利用しやすいように製品や建物などをデザインすることをいいます。ユニバーサルデザインは、製品や建物、空間を対象として、設計段階にすべての人が利用できるようにデザインすることをいいます。
ユニバーサルデザインは、最初から誰もが使いやすいように設計やデザインが行われています。このようにユニバーサルデザインは、バリアフリーを進めた概念として、あらかじめ誰もが使えるようにする計画や設計のことをいいます。
なお、ユニバーサルデザインに対して、バリアフリーとは、住宅内部などにおいて、高齢者や身体障害者が使いやすいように、生活上のバリア(障害)を取り除くことを目的としています。これが、あらかじめデザインするユニバーサルデザインとの違いになります。ただし、ユニバーサルデザイン住宅では、ユニバーサルの理念のもと、あらかじめ設計されていることから、バリアフリーとは違い、リフォーム工事では難しいものとされています。