固定資産税とは、土地や建物を所有している人に対して課税する税のことをいいます。
固定資産税は、地方税のひとつで、毎年1月1日現在において資産のある市町村によって課税されます。固定資産税は、納付通知書で支払います。また固定資産税額は、「固定資産税課税標準額」の1.4パーセントを原則としています。一定の新築住宅や小規模住宅用地などについては軽減されることがあります。
なお、固定資産税の課税対象金額のことを、固定資産税課税標準額といいます。固定資産税課税標準額は、固定資産税と都市計画税に限ったもので、土地の課税に対して一定の軽減措置や負担調整を行ったものとなります。
ただし、土地の固定資産税課税標準額は、固定資産税評価額よりも低い額となっています。
また、固定資産税は、国や地方公共団体に治める税金で、公租公課と呼ばれています。公租は「税」のことで、所得税や住民税などのことをいい、公課とは「料」のことで、健康保険料や社会保険料のことを指していいます。
土地建物では、固定資産税や都市計画税、不動産取得税のことをいいます。