住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

トップページ > 蟻継ぎ

 蟻継ぎとは、鳩尾状のほぞを木材の先につくり、他の木材にも同形の穴をつくって結合する方法のことをいいます。
 仕口とは、2つ以上の部材をL字型など別方向に継ぐ方法や接合部のことをいいますが、継手とは、2つ以上の部材を、材軸方向に継ぐ接合部のことをいいます。そこで、継手は、工事において長手方向に接合することから仕口と区別しています。
 継手は、長く日本家屋の軸組み在来工法梁などで使われてきた方法です。しかし、梁などで使用する際には、強度が不十分であるとされることから、近年、建築金物で補強することが推進されています。
 また木造住宅においては、木材以外にも基礎鉄筋に継手が利用されています。鉄筋の長さは5.5メートルです。そこで、これよりも長い基礎では、鉄筋同士を重ねて継手しています。この場合においても強度不足が生じないように、法令によって重ねる鉄筋の長さが決められています。
 なお、蟻継ぎ以外に継手には、相欠き、腰掛け蟻継ぎ、腰掛け鎌継ぎ、台持ち継ぎ、追掛け大せん継ぎなどがあります。


学生向け賃貸情報ならこのサイト! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生の部屋探しは専門サイトで見つけよう! 学生マンション 学生会館 下宿 学生寮