住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 つくば方式とは、「定期借地権住宅」の供給方式のひとつのことで、契約期間が30年以上の建物譲渡特約付きの定期借地権のことをいいます。
 当初30年間は、定借の持ち家に住み、31年以降は建物を地主に売却して、その売却代金を家賃相殺契約で安い家賃で継続して住み続けることができる方式です。また、この方式は、「スケルトン定借」といいます。建物は耐久性の高いSI住宅といわれるスケルトン住宅で、低価格で良質な住宅を購入できるメリットがあります。
 なお、スケルトンとは、一般的に柱や梁などの基本構造部分(構造躯体)のことを指していい、「骨組み」「骨格」という意味です。インフィルは、住戸の中にある内装や間仕切りの造作などのことを意味しています。
 SI住宅とは、この耐久性が高いスケルトンと、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に変更できるインフィルを分離することで、長持ちする住宅を目指しています。そこで、スケルトンは長期間の耐久性をもち、インフィル部分は住む人の多様なニーズやライフスタイルの変化に合せて自由に変えられるという可変性をもつことから、物理的にも社会的にもその効果について重視されているものです。
 国土交通省などにおいてもSI住宅は、「100年住宅」の1つのあり方として推進しています。


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