住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 2×4工法とは、2インチ×4インチの角材による枠と、構造用合板を組み合わせてパネル化にした床、壁、天井で構成する工法のことをいいます。
 2×4工法は、壁式構造、枠組壁工法とも呼ばれ、北米における木造建築の伝統的な工法です。2×4工法は、釘と金物でつくられます。細部については、日本農林規格により規格寸法が定められています。
 2×4工法は、パネル化による面で構成される構造にあり、非常に頑丈で耐震性や気密性があります。また寒冷地発祥の工法であるため、断熱性に優れています。
 ただし、2×4工法は、壁で躯体を支えるために、日本の柱と梁で躯体を支える軸組在来工法のように開口部を大きくしたり、建物の形態や空間の検討における自由度は制限されます。また増改築についても制約されます。
 なお、2インチ×6インチの部材を使用するものは、2×6工法といわれ、2×4工法よりも角材が太く、壁も厚くなるので、強度が高くなります。


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