住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 シーリングハイとは、床の仕上げ面から天井下面までの寸法、天井の高さのことをいいます。
 シーリングハイは略してCHとも呼ばれています。シーリングハイは、主に不動産広告の間取り図面などで表示する方法です。天井の高さについては、同じ部屋で高さが異なる部分がある天井の場合は平均の高さで表します。
 建築基準法では、天井の高さを2.1メートル以上と定めています。天井が高いと、同じく面積の部屋でも空間が広く見えます。そこで、最近のリビングは、天井を高くする傾向があります。
 なお、床下のスラブから天井のスラブまでの高さのことを階高といいます。階高が高いと、その分、室内の天井高も高く取ることができるようになります。
 マンションなどでは、階下に音が伝わりにくくするために、床スラブを厚くしたり、床スラブと直接カーペットやフローリングの間に緩衝材を入れる二重床、スラブから内装天井を離して仕上げる二重天井にして遮音性を向上させることがあります。ただし、二重床、二重天井にすると、遮音性が上がりますが、建築コストが高くなり、シーリングハイも低くなります。
 また、他よりも天井が低くなることを下がり天井といいます。マンションの多くは、鉄筋コンクリート造です。この構造ではラーメン構造が多く、その関係から梁や排気などのダクト、パイプスペースが、天井裏に収納されることになります。その収納された出っ張りのために、部屋の隅の天井は他の部分よりも低くなり、天井高に影響を与えることになります。
 また、住宅でも、屋根の形状などよって、天井が低くなる部分が生じることがあります。


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