住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 キシレンとは、揮発性有機化合物(VOC)の一種で、シックハウス症候群や大気汚染の原因物質とされています。
 キシレン(混合キシレン)は塗料やインキ、接着剤の溶剤として広く使用されています。キシレンは、「シンナー臭」が特徴で、キシレンは、倦怠感・頭痛・不眠症・興奮等の神経症状などを引き起こし、人体に有害な影響を与える物質です。高濃度なキシレンは空気より重い物質ですが、室内に拡散するので、床などにたまることはなく、適切に換気すると、2週間ほどで放散できるとされています。
 厚生労働省の指針値では、キシレンは0.20ppmとされています。なお、建材に含まれる揮発性有機化合物などで、健康不良を起こして患者が急増し、社会問題ともなっています。またトルエンやキシレン、揮発性有機化合物(VOC)が含む建材が引き起こすシックハウス症候群は、新築以外のリフォームなどでも引き起されるようになっています。
 そこで、近年、建築基準法の改正により、換気設備設置の義務化や仕用できる建材について規制が行われ、シックハウス対策が具体化されています。


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