プッシュプルドアハンドルとは、開き戸に取り付けたハンドルのことをいいます。
プッシュプルドアハンドルは、「Push-Pull door handle」と書き、軽く押したり(プッシュ)、引いたり(プル)するだけで開閉できるドアハンドルのことです。力をかけずにワンタッチで操作でき、ドアのハンドルは縦長のことが多く、広い範囲で操作できるため、お年寄りや体の不自由な方、子供などすべての人に使いやすいデザインのドアとされています。また、荷物を持った状態でも荷物を降ろさずに開閉できるため、とても便利なものとされています。
そこで、プッシュプルドアハンドルは、玄関ドアなどでよく用いられています。また、ダブルロックを組み合わせたプッシュプル錠を玄関ドアなどに使うことが多くなっています。
なお、大勢の人を収容する施設の出入口などに設ける「押し棒」もプッシュプル錠のひとつとされ、「パニック・バー」、「パニック・ロッド」とも呼ばれています。