不動産アナリストとは、不動産に関する高度な分析やマネージメントを行う人のことをいいます。
不動産アナリストの資格としては、社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(略称、全宅連)が実施する教育制度の「不動産アナリストコース」修了者に与えられている称号のことをいいます。
これは、財団法人不動産流通近代化センターが実施する「不動産コンサルティング技能試験」に合格(修了後の合格も可)した人、宅建主任者を登録してから5年以上の実務経験がある方が「不動産アナリストコース」を受けることができます。
「不動産アナリストコース」は、不動産実務に対応するための高度なコンサルティング能力やマネージメント能力の修得を目指して行なわれます。
その内容については、財産評価や税務、建物の建築と運営、事業企画、テナントリース実務などを1年間、集合研修と課題提出の実施によって教育され、試験に合格すると資格修了証が与えられるというものです。