住まい・住宅関連の用語集

　地震保険とは、地震や噴火または津波を原因とする火災被害などについて補償する保険のことをいいます。
　地震保険は、火災保険ではカバーされない地震を原因とする火災による損害や、地震により延焼・拡大した損害について補償する保険です。そこで、地震保険の加入は火災保険に加入することが条件とされています。
　保険金額は火災保険の30〜50パーセントで、保険期間は5年が上限となっています。また補償限度額については、建物が5,000万円、家財が1,000万円となっています。
　なお、30万円以上の高級品については補償対象外となっています。また、住宅金融支援機構などの融資を借りる場合、特約火災保険と併せて契約するものを特約地震保険といいます。これは、建物全壊の場合に保険金額の全額、半壊の場合には50パーセントが保証されます。保険期間は5年が限度となっています。
　
　また、火災保険とは、火災や落雷などによる損害を補償する保険のことで、住宅ローンを借りるときや賃貸住宅に契約する際には、火災保険への加入が義務付けられています。火災保険には、火災・落雷・破裂・爆風・風災などによる損害保険の「住宅火災保険」と、住宅火災保険の補償内容に加えて、建物外部からの衝突・落下・盗難・水災などに広く備える保険の「住宅総合保険」の2種類があります。最近では、これ以外にもさまざまな特約がついた商品がたくさん登場しています。