住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 仮登記の抹消とは、仮登記について末梢を申請することをいいます。
 仮登記の抹消は、仮登記申請と同じく、共同申請を原則としています。
 不動産登記法110条により、仮登記権利者からの申請であること、利害関係の人からの申請である場合には、単独で申請手続をすることができます。ただし、申請情報には、仮登記権利者の承諾証明情報が必要で、承諾が得られないときには、これに対抗できるような判決等の謄本を添付することになっています。
 なお、仮登記とは、手続き上あるいは実体法上の要件が完備していない場合、将来の本登記の順位を確保するためになされる予備的な登記とされているものです。所有権保存登記や所有権移転登記などを本登記する前に、あらかじめその順位を確保するために行う予備的な登記のことです。これは、一定の要件がそろったときには、本登記を請求することができます。
 売買の予約をしている場合には、登記簿に「所有権移転請求権仮登記」というように記されます。なお、仮登記の権利者が本登記をした場合には、第三者の所有権は抹消されます。そこで、仮登記のある不動産を第三者が購入して所有権移転登記をすることは可能となるものです。


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