基準金利適用住宅とは、住宅金融公庫融資の金利条件のひとつで、公庫が定める基準金利について適用できる住宅のことをいいます。
基準金利適用住宅では、当初10年間について、住宅の規模や性能によって金利が異なり、10年間は低く、11年目以降から高くなるという、段階制金利を採用しています。
また金利は、基準金利、中間金利、大型金利の3つに分けられ、このうち、一番低い基準金利が適用できる住宅は、「基準金利適用住宅」といいます。その条件として、耐久性や省エネルギー、バリアフリー化などのプラスアルファの条件をクリアする必要があります。
基準金利適用住宅では、床面積が175平方メートル以下、「耐久性タイプ+バリアフリータイプ」「耐久性タイプ+省エネルギータイプ」などの条件があります。
なお2007年の住宅金融支援機構の移行により、住宅金融公庫は廃止するとともに消滅し、原則として経過措置のみが継続しています。