凍結深度とは、地表から下が一定の深さまで凍結するラインのことをいいます。
厳寒期の土の中の水分が凍る深さを地表から測った長さのことをいいます。寒冷地では、冬場において気温が0度以下に下がります。特に凍る地域では、凍結深度が深いため、それより浅く設けた土間コンクリートや基礎などが、土の凍結膨張によって壊れることがあります。
凍結深度は、その寒さが関係して地域により違ってきます。基礎がゆがんだり、水道管が破裂したりすることもあります。地面が凍結すると膨張して地盤が押し上げられてしまうため、建物の基礎の底板や横引き給水管は、凍結深度よりも深いところに設置しなくてはならないことになっています。凍結深度とは、地域ごとで深さを定めたものをいいます。