住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 上物とは、土地の上にある建物のことをいいます。
 不動産広告で土地の上に家屋が存在するという意味は、「売地、上物あり」などと表示されます。不動産広告において、老朽化などで、上物の価値が非常に低いものは表示規約により、「古家あり」または「廃屋あり」と明示されます。
 古家付土地とは、ほとんど経済的価値のない古い家がある土地のことをいいます。古屋付土地、廃屋付土地、上物付土地、売地(古家あり)などとも呼んでいます。古屋付土地として分類される理由には、特に中古一戸建ての建物は、築年数が10年を超えると、経済的価値が急速に下がるため、不動産市場において、ほとんど土地だけの価値となってしまうことがあります。
 そのため、建物が十分住める状態でも、物件広告では「中古一戸建て」と表示されることはありません。
 また、上物の利用価値は、個人により異なるため、撤去するか、使用するか判断するのは所有者の自由ですので、経済的な価値はなくとも、利用価値は個人によって異なります。
 ただし、建物を撤去して住宅を建てるには、既存建物を解体するための解体費が必要になることを注意しなくてはなりません。


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