住宅ローン控除とは、住宅ローンを借りて、新築や増改築をした場合、確定申告によって所得税が戻ってくる制度のことをいいます。
正式には、住宅借入金等特別控除といい、マイホームの取得や改修によって住宅ローンを利用した場合、借入金の年末ローン残高に応じて、一定期間一定の所得税や住民税が控除される制度のことです。控除可能額は居住した年によって変わりますが、控除される金額については、支払った所得税額が上限とされています。
住宅ローン控除の主な条件は、返済期間10年以上の住宅ローンを借りていること、床面積50平方メートル以上で、主として居住用の住宅であること、控除を受ける年の所得が3,000万円以下であることとなっています。
なお「住宅ローン減税」ともいわれ、控除額については、毎年変わることがあるため、詳細について確認する必要があります。