ミニ開発とは、10棟に満たない規模で分譲される建売住宅団地のことをいいます。
ミニ開発では、比較的利便性の高いエリアで行なわれることが多く、面積的にはあまり広くはありません。そこで、庭や空地も取りにくいため、周辺の住環境の善し悪しに左右されています。またミニ開発は、郊外型の大規模開発と違って、都心の住宅密集地において1区画100平方メートル以下の狭小地で計画されることが多くあり、開発道路のような道路が業者によって作られることがあります。
この道路は、幅員が4メートル以上の一定の技術的基準に適合し、特定行政庁から建築基準法上の「道路」として、位置の指定を受けた位置指定道路である必要があります。位置指定道路に認められると、接道義務を果す道路として、建物が建てられるようになります。