住まい・住宅関連の用語集

　メニュー方式とは、一定の範囲で間取りや設備について選択できるプランのことをいいます。
　未完成販売のマンションや一戸建てでは、一定の期間内であれば、あらかじめ用意された範囲内で設備や仕様、間取りの変更ができます。設備やキッチンの高さ、床や壁のカラーなど、内装や仕様においてセレクトプランが用意されています。基本となる間取りをもとに洋室を和室に変えたり、和室をなくして大きなリビングや収納を増やしたり、キッチンのタイプを変更するなど、ライフスタイルにあわせて選択ができるようになっています。
　ただし、いくつかのメニューの中から選択できますが、選択範囲はプランによります。水回りは動かせないことが多く、一定の制約があるのが普通で、無制限に変更できるわけではありません。
　なお建築工程の早い時期では、有料で間仕切りの変更などができるようです。また「オプション」と表示されている場合には、別途オプション価格がかかることがあり、設備や仕様について、確認する必要があります。つまり、商品の選択肢として用意されている色や素材のバリエーションでも、標準仕様と同じ費用の範囲内で選べるものと、余分に費用がかかるものがあります。
　なお、モデルハウスやパンフレット写真では、標準仕様ではない建材や機器が使われていることがありますので、確認が必要となります。