住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 基礎パッキング工法とは、床下の換気確保のために、基礎と土台の間に硬質ゴムや樹脂製のパッキング材をはさみ込む工法のことをいいます。
 基礎パッキングは、土台の下に数十センチの間隔で設置されます。全体的な隙間によって換気を確保するため、基礎を欠き込む床下換気口とは異なる工法です。
 床下換気口とは、木造住宅の基礎部分に設けられた換気口のことをいい、建築基準法では、建物基礎部分、5メートル置きに換気口を設置しなければならないことを定めています。また床下換気口の寸法についても規定しています。もし換気口をつけないと、木造住宅では、木材を腐らせ、建物の耐久性を下げてしまいます。床下換気口の設置は、効果的に換気を行うことを目的としています。
 ただし基礎を欠くため、構造面において問題が残ります。そこで、基礎パッキング工法は、床下換気口の代わりに基礎と土台の間に隙間を設けて換気を行なうために、従来のように基礎を切り欠く必要がなくなります。床下換気口に比べて、高い通気性が確保でき、床下に湿気を充満させることを防ぐことができます。また、基礎パッキング工法では、土台が直接基礎に触れていないため乾燥しやすく、土台を長持ちさせるという効果があります。


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