住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 混和材料とは、セメント、水、骨材以外にコンクリートに添加することにより、一定の効果を与える材料のことをいいます。
 ワーカビリティ(施工軟度)を高める化学薬剤のことで、この薬剤は、数パーセント程度混ぜると効果があります。有機系の「混和剤」として、AE剤、減水剤、AE減水剤、流動化剤などがあり、またコンクリートの耐久性や強度を高めるために用いるフライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフューム、石灰など、無機系の「混和材」があります。
 ワーカビリティとは、まだ固まっていないモルタルやコンクリートの作業性についての難易度を示す用語のことをいいます。また、ワーカビリティは、施工軟度ともいわれ、生コンの打ち込みやすさを表しています。これは、スランプ値で表されるのが普通で、軟らかいコンクリートほどワーカビリティが高いものとされています。
 スランプの値が大きいほどコンクリートは軟らかくなります。ワーカビリティは、水分量の多さやコンクリートの流動性、そしてコンクリートの粘り、材料分離への抵抗性など要素が関係するために、経験的な面も必要になるとされています。
 なお、打ち込み作業の難易度だけを表すときは「プレーサビリティ」といいます。


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