住まい・住宅関連の用語集

　アイランド型キッチンとは、通常のキッチンと違って部屋の中央付近にあり、壁から離されたキッチンのことをいいます。
　作業スペースやシンクなどキッチンの一部が離れているものをアイランド型キッチンと呼んでいます。アイランド型キッチンの特徴は、キッチンの周囲で作業できるため、動線の自由度が高く、共同作業が容易になります。カウンターを設けると、食事スペースができます。
　また、キッチン回りを歩いたりできることから、ホームパーティなどに最適です。アイランド型キッチンは、コミュニケーションにおいて効果が発揮できます。
　なお、調理の際において、キッチンにおける動作を構成するものは、レンジ、シンク、冷蔵庫となります。作業のしやすさについて検討する方法の一つとして、ワークトライアングルがあります。
　ワークトライアングルは、冷蔵庫とコンロとシンクを三角形で結ぶ作業動線のことをいい、これらの3つは、バランスよく配置されて、正三角形に近いほど、調理における作業効率がよいとされています。ワークトライアングルは、三辺の総和が360センチ以上600センチ以内に納まるものを適切としています。
　最近のキッチンは、自由構成が可能です。工夫次第で、ワークトライアングルを検討することができる理想的なキッチン配置ができます。