住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 上がり框とは、床に段差がある部分の床の高い方に取り付ける横木のことをいいます。
 上がり框は、おさまり部分の目隠しとしての意味もあり、木造住宅の玄関などで使われています。人の目につく玄関などでは、化粧木のような奇麗な材木がよく使用されます。かつて民家など、日本家屋の土間と座敷の間に使われてきたものです。
 また、最近では、福祉高齢化により、段差のないフラットな空間が求められています。そのため、バリアフリー化が進む時代において、上がり框は小さくなりつつありますが、構造上、日本住宅から上がり框がなくなるというようなことはありません。
 なお、マンションなどの上がり框には、御影石が多く使われています。御影石とは、石英と長石から成る天然石、天然花崗岩のことをいいます。白、黒、赤などを基調とする斑模様が特徴です。御影石は、黒雲母がアクセントとなり、美しくて品のある仕上がりとなります。また、御影石は、耐久性に優れ、硬質なことから建築材や装飾品として使用されています。マンションなどでも目につく部分として、マンショングレードを示すような大理石や御影石が使われています。
 ただし、御影石は、耐火性に劣る点があります。


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