住まい・住宅関連の用語集

　角地とは、その区画の隣接する2つ以上の辺が、それぞれ道路に接する形状の土地のことをいいます。
　前面道路の幅員にもよりますが、日当りや風通しが良かったり、建ぺい率が緩和されるというメリットがある土地です。また角地では、道路が敷地の両側あるいは角地で道路が交差している場合があります。
　なお、角地に接する土地は、2本以上の道路に接しているため、二方道路と呼ばれています。角地について、道路付けでは、「東4m・南6m」といった表示が行われています。
　道路付けとは、敷地のどの方角に道路が接しているのかを表したものをいいます。敷地と前面道路との関係を表した接道条件ともいい、不動産広告などでは、例えば、敷地の南側幅6メートル公道道路がある場合には、「南6m」という具合に略記されます。東側5.5メートル幅公道アスファルト舗装というように、その道路の幅員なども併せて表示されています。
　角地は、周辺の土地に比べて土地価格は高くなるのが一般的です。特に東南角地は、日照、通風、開放感などの点において、最も条件が良く、価格設定も割高となっています。