住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 防火設備とは、防火戸やドレンチャーなど、火災が起きたときに炎のまわりを防ぐために設置される設備のことをいいます。
 建築基準法では、通常の火災による火や熱が加えられたときに20分間、防火区画の場合は1時間、加熱面以外に火災を出さない「遮炎性」を持っていることが規定されています。
 防火設備には、避難階段、防火シャッター、救急袋、消火栓、スプリンクラー、排煙設備、火災警報機、煙感知器などのことをさしていいます。
 なお、防火設備であるドレンチャーは、消火設備の一種です。具体的にドレンチャーとは、建物に隣接する外部で火災が起きたとき、延焼による被害を防ぐために、建物外周部などに設置した散水ノズルから圧力をかけた水を放出して水膜を張る装置です。主に歴史的建造物や寺社などの屋根、外壁、窓上、軒下に設置されています。
 また、ドレンチャーと同様の水膜をはる屋内の舞台と客席の間に設けるものを「開放型スプリンクラー」といいます。


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