住まい・住宅関連の用語集

　現況有姿とは、そのままの状態、あるがままの姿を意味することをいいます。
　現況有姿は、不動産でよく使われる言葉となっています。建物などでは、リフォームを行わないで、そのまま現物を引き渡すときに「現況有姿」と表記されています。
　また山林や原野などの不動産においても使用される言葉です。権利上の取引において使用されることがあり、都市計画区域外や宅地造成工事などを行なっていない場所のことをさしていいます。
　たとえば、現状において開発行為、建物の建設が制限され、インフラの整備が行われていない市街化調整区域などの取引について呼ぶことがあります。
　なお、これらが投資目的で、そのまま区画して取引されたり、販売されることを「現況有姿分譲」と呼んでいます。