電気錠とは、カギを遠隔操作できるように、電気的に施解錠をする機構を組み込んだロックシステムのことをいいます。
オンラインで結ばれた操作盤から作動電流が瞬時に送られ、扉の電気錠を作動させることができます。オートロックが代表的なもので、非接触式、カード式、テンキー式、リモコン式などがあり、離れた場所から施解錠状態を確認できます。
現在、電気錠は、各種のセンサーを組み合わせたセキュリティシステムにおいて応用されています。例えば、テンキー式では、0から9までの10個の数字ボタンで暗証番号を入力して施錠や解錠をします。
テンキーロックの場合、不正による解錠を防ぐ面において、一般の鍵よりも安全性は高くなります。ただし暗証番号を用いるキーであるため、暗証番号をのぞき見されたり、動きなどにより推測されることにより解錠されてしまうことがあります。
そこで、テンキー式では、他人に知られないために、厳重な情報管理が必要な鍵となります。