住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 畳縁とは、畳表の長辺側を畳床に固定するために縁取るように縫い付ける布のことをいいます。
 かつて畳縁の色や柄が格式を表していました。畳縁の幅は、畳床の厚さの約半分で、布の種類には、綿、麻、絹、化学繊維などがあり、黒、茶、紺などの無地縁、大小の文様が付いた柄縁があります。また畳縁のない畳は、「縁無し畳」あるいは「坊主畳」といい、空間を広く見せる時に使います。
 なお、畳は、和室の床に敷く床材のことをいいます。畳は、平安時代から使われ、日本文化を代表する建材です。畳はマンションなどにも用いられるようになり、いまでも日本家屋において多く用いられている建材です。日本家屋では、畳の大きさを一つの単位として用いられてきたものです。
 畳一枚の大きさは一畳といいます。畳のサイズには数種あり、関西方面で使われてきたのは京間、柱割りを基準とする中京間、6尺5寸の本京間などがあります。そのほか、江戸間、現代では、団地間などがあり、地方により種類や特性があります。


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