住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 行灯部屋とは、マンションなどで窓がなかったり、ほとんど光が入らない部屋のことをいいます。
 行灯は、あんどんと読み、もともと遊女屋で行灯や布団を収納していた薄暗い部屋です。また代金を払えない客を押し込めておく薄暗い部屋が転じて、呼ばれるようになった部屋のことです。行灯部屋は、窓がありませんが、和室のふすまや障子などの引き戸で仕切られている部屋であるため、続きで間なら戸を開けると隣の部屋から光が入ります。
 このような窓のない部屋は、昼間から電灯をつける必要があります。電気代がかかったり、また洋室の場合は、納戸としてしか使わないことがあります。

 なお、納戸とは、衣類や調度品を収納する収納用の室のことをいいます。建築基準法では、居室について、日常、家族が多く居る部屋、居間、茶の間、居住、集会、娯楽などのために使用する部屋と定義しています。また居室の要件となる天井高、採光、換気について建築基準法第2条4号で規定しています。
 つまり、この要件を満たさないと居室として認められません。納戸などの窓などがない部屋は、建築基準法上の採光や換気の基準を満たしていない部屋ということになります。


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