住まい・住宅関連の用語集

住宅用語集「住辞苑」

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 階高とは、床面からすぐ上階の床面までの高さのことで、1階分の高さのことをいいます。
 マンションなどでは、床下のスラブから天井のスラブまでの高さのことをさしていいます。階高が高いと、その分、室内の天井高も高く取ることができるようになります。
 階高は、用途地域の絶対高さなどから影響して、階数や天井高が低くなることがあります。この場合、天井高が十分にとれなくなり、床スラブが標準よりも薄くなったり、直天井、直床など、スラブに直接クロスなどを貼る工法で仕上げられることがあります。そのため、床衝撃音によるトラブルも生じやすくなります。階高が十分あれば、床スラブを厚くしたり、二重床、二重天井にしたりして遮音性を向上させることができます。二重床、二重天井を用いると、マンションなどでは、上階からの音を防ぐことができます。また、小梁や換気用ダクトを設置することができます。
 なおマンションなどの2階以上では、カーペット張りにするのが一般的でしたが、近年、二重床工法が採用されるようになっています。二重床工法には、均等に並べた角材の上に床をのせた「根太床工法」、防振ゴム付きの支持ボルトで支える「置き床工法」、断熱材を敷いた上にモルタルなどを打って床材を乗せた「浮床工法」などがあります。ただし「浮床工法」が最も遮音性が上がりますが、建築コストが高くなる工法とされています。


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