ローン保証料とは、住宅ローンを借りるとき、連帯保証人の代わりにローン保証会社に支払う手数料のことをいいます。
保証料は、借入金額と返済期間によって異なり、支払方法は、契約時一括払いと金利に上乗せする場合があります。住宅ローンには、保証を受けることが融資条件となるものがあり、「利用条件」に「保証会社の保証が受けられる人」となっています。
保証会社は、借りた人が返済できなくなったとき、金融機関への返済を肩代わりをします。ただしこれは、返済義務がなくなるわけではありません。
また、収入の減少などでローンが払えなくなることをローン破綻といいます。ローンは、債権者に対して借入金に相当する引当てとしての財産担保を差し入れたり、債務者が万一のとき、代わって返済する保証人を立てることを条件とした契約です。
ローン契約は、「金銭消費貸借契約」の通称で、金融機関と住宅ローンの借入契約を結ぶことをいいます。一般的な住宅ローンは、20〜35年の期間で返済しますが、この間にリストラや会社の倒産、病気などの理由で収入が減り、住宅ローンの負担が大きくなることもあります。また変動金利型の場合、急激な金利上昇で返済困難に陥り、ローン破綻することもあります。ローン返済が厳しくなったときは、金融機関への相談が必要となります。
なお、病気やケガによって収入が減少し、借りた人が返済できなくなった場合、ローン返済額を補償するローン返済支援保険というものがあります。