ローン返済支援保険とは、病気やケガによって収入が減少した場合にローン返済額を補償する住宅ローン支援保険のことをいいます。
この保険は、病気やケガで30日を越えて就業できないとき、最長3年間などの保険金が支払われ、ローン返済に充てられる所得補償保険となっています。住宅ローン支援保険は、死亡や高度障害が対象で全額補償するものと一部補償するものがあります。「団体信用生命保険」は、住宅ローン利用の際に加入します。
このような収入の減少などでローンが払えなくなることをローン破綻といいます。一般的な住宅ローンは、20〜35年の期間で返済しますが、この間にリストラや会社の倒産、病気などの理由で収入が減り、住宅ローンの負担が大きくなることもあります。また、変動金利型の場合、急激な金利上昇で返済困難に陥ることもあります。
ローン返済が厳しくなったときは、金融機関への相談が必要です。
なお借りた人が返済できなくなった場合に、金融機関への返済を肩代わりするという保証もあります。