竣工検査とは、建設工事を終えると、完成した建物に不具合がないかをチェックする検査のことをいいます。
竣工検査は、施工会社と工事監理者、施主によって行われます。竣工検査では、仕様書や設計図面通りに仕上がっているかどうか、建物について傷などがないか、設備の作動に問題はないかなどについて確認していきます。この検査では、不具合などがあると、手直しや補修が行われます。そして、その仕上がりが確認された後は、施主に引渡されます。
竣工検査は、最終的な検査ですが、施主が立ち会って行われるときには、施主検査といいます。またこれとは別に、建築機基準法に基づき、特定行政庁または第三者機関による完了検査が行われます。