建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことをいいます。
例えば、建ぺい率が40パーセントならば、敷地面積を100として、建設できる建物の面積は、その40ということになります。建ぺい率は、建設敷地内において、日照や通風、防火、避難などを得るために、法令によって一定の空地を確保することを定めたものです。
建ぺい率は、容積率同様、用途地域や防火地域によってそれぞれ最高限度が決められています。つまり、これらの用途地域内ごとで指定された建ぺい率を超えて、建物を建てることはできません。
なお、建ぺい率では、出窓の出っ張りなどについて、特定の計算方を定め、一部の面積が建築面積に参入することを規定しています。