収納率とは、マンションや住宅の床面積に対する収納部分の面積の比率のことをいいます。
収納率を算定するときは、ある程度のスペースを持つ、押し入れやクローゼットを対象にして計算していますが、物件によっては、つり戸棚、下足入れなど、高さが限られた収納スペースを計算に含めることがあります。
マンションなどでは、専有面積の関係から収納空間が充分に取れないことがよくあります。マンションでは8パーセント程度、一戸建ての場合で15パーセント程度が平均的な収納率となっているようですが、収納率が少ないと不便に感じることがあります。収納率は高い方がよいと考えられていますので、マンションや住宅を購入の際には、収納率についても注意しなくてはなりません。