住まい・住宅関連の用語集

　売主とは、不動産取引において、不動産物件を売る人、または不動産物件を売る法人、または取引態様における「売主」のことをいいます。
　不動産の売主として、中古物件を売る多くの売主は個人です。また新築マンションや建売住宅の販売において、不動産会社が売主のほとんどは法人です。その他、売主に代わって契約する「代理」、不動産会社が物件を媒介して売主が契約を行う「媒介」という取引態様があります。
　「売主」や「代理」物件では、仲介手数料は発生しませんが、「媒介物件」では仲介手数料が発生します。
　
　なお取引を行なう相手は、買主といいます。不動産において不動産物件を買う人、法人のことをいいます。不動産物件の売買契約が成立したとき、売主は、買主に所有権を移転するため、所有権の移転登記を申請します。
　ただし、買主が個人で、「制限行為能力者」（未成年者や成年被後見人など）の場合には、法定代理人（親権者や後見人など）の同意が必要となります。