間取図とは、部屋の広さ、配置などをわかりやすく確認するための平面図のことをいいます。
間取図は、どのような部屋であるのかについて表す図であるため、特に不動産広告においてよく用いられます。
間取図は、平面図などのように詳細な情報を示すような図面ではありませんが、おおよその間取りや状態をわかりやすくしたものです。一般の方が住宅やマンションを購入する際には、これらを把握するためにも役立つものになります。
また間取図には、方位が設備の配置などが描かれ、必要な部分の情報が簡単に表示されています。それゆえ、間取図は必ずしも厳密な縮尺を用いているわけではありません。また平面情報のみで、立面については表わされていませんので、窓などの開口部はわかっても、開口部の高さや空間についてはよくわからないこともあります。
利点としては、物件広告に記述された説明を、間取図と併せてみることで、日当たりなどもわかります。間取り図は、部屋を具体的にイメージするには十分な図面です。写真なども掲載されているとよくわかります。わかりにくい部分については、やはり実物を見学することで、確認するべきです。