配筋検査とは、鉄筋コンクリート造の工事において、鉄筋が正しく配置されているかどうかを確認する検査のことをいいます。
そして、配筋とは、鉄筋コンクリート造の柱、梁、壁、スラブ、基礎などの鉄筋の配置のことをさしていいます。配筋検査では、配筋が設計通りに行われているのか否かについて検査します。
配筋検査は、コンクリート打設前に、設計監理者および監督官庁により、鉄筋の配置と鉄筋寸法、数量、種別などを示した「配筋図」という図面を用いて、鉄筋の配置が正しいのかどうか照らし合わせたチェックが行われます。
このとき、建物の耐久性や強度に直接影響する部分となる継手位置や定着状態、かぶり厚さなどについて検査が行なわれます。