住まい・住宅関連の用語集

　コンクリート打ち放しとは、仕上げ材を使わずに、コンクリートの型枠をはずしたままで仕上げる手法のことをいいます。
　コンクリート打ち放しは、コンクリートを打ち込んだ面をそのまま壁面として使い、外壁のほかに鉄筋コンクリート造の内壁などにも利用されるため、打ち放しともいいます。
　コンクリート打ち放しでは、ヒビ割れによる雨水の浸入や中性化による鉄筋のさびなどが起こりやすいため、コーティングなどの防水処理を施す場合が多くなっています。
　コンクリート打ち放しは、無機質で現代的な印象を与えるため、デザイナーがつくるデザイナーズマンションなどでよく用いられています。デザイナーズマンションは、賃貸物件中心に高い人気があります。また分譲物件でも高額物件を中心にデザイナーズマンションが増えつつあるようです。特に建築家がデザインするマンションは、コンクリート打ち放しによるデザインが充実しています。