スロップシンクとは、底の深い大型の流しのことをいいます。
スロップシンクは、間取図などでは「SK」と表記され、主にユーティリティスペースやバルコニーなどに設置して利用します。
スロップシンクには、混合水栓、水と湯の個別の蛇口を備えています。スロップシンクでは、室内において、なかなか洗いにくいもの、たとえば、換気扇や大きめのカーペットなどを洗ったりするときに使います。つまり、キッチンのシンクや洗面化粧台では扱いにくいものを洗うことができます。
スロップシンクをバルコニー側に設置して、植木の水やりや掃除などに利用できるようにすることもあります。
ただしマンションのバルコニーなどに設置するような場合には、水漏れがないように階下への配慮が必要です。
またマンションでは、管理規約においてバルコニーの使用規定があります。バルコニーは消防避難設備として共用部分です。利用時に支障のないようにして置かなくてはなりません。